「目的に合った条件」とは?

 前回は「目的を明確にする」という話をしました。

 漠然と「中国語を身につける」ではダメ。
 できるだけ細かく、具体的に、と。


 今回はその次の段階です。




 【目的を実現させるための条件】


 前回も例に出しましたが、


 ●ビジネス中国語を勉強したい

 だったら、

 ●ビジネス中国語を教えている大学



 こういった「目的にあった条件」を
 できるだけ具体的に考えてみてください。




 例えば、

 「会話を強化したい」



 これを実現するための手段として、

 「相互学習をしやすい環境」



 これをさらに細かく具体的にする。



 ●日本語学科のある大学のほうが
  互相相手を確保しやすいな。


 ●日本人が少ない方が、
  相手確保の競争率が下がるぞ。


 ●できれば社会人とも互相したい。
  日本語を勉強している社会人が多い地域が良いな。




 他にも、

 「HSKで8級を取りたい」


 だったら、


 ●HSK対策授業をやってる大学が良いな。


 ●HSK補講が無料だったらお得かも♪


 ●集中して勉強するためには1人部屋が絶対だな。



 ってな感じです。



 漠然とした目的から、
 細かく具体的な目的へ。
 さらに、
 それを実現させるための具体的な条件。


 こうすることによって、
 さらに大学を選びやすくなるんです。




 さらに、
 もし可能であれば、
 条件を数値化する。




 漠然と「日本人が少ない」ではなく、

 ●1クラス3人以下

 とか、

 ●全体の10%以内

 とか。



 また、「レベル分けが多い」を、

 ●最低でも5段階以上

 とか。



 こうすると、よりいっそう、
 大学を選びやすくなります。



 中国には留学できる大学が数百校もあります。
 自分なりの基準を作らないと、
 とてもじゃないけど、選べませんよね。

 


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  1)目的を実現させるための条件を考える

  2)条件が具体的になればなるほど大学を選びやすくなる

  3)条件によっては数値化も有効
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実は分かっていない!留学の目的

 留学の目的?
 決まってるじゃん、
 中国語を身につけることだよ!


 確かにその通りなんですが、
 もうちょっと細かく、具体的にする。

 なぜかというと、
 それによって選ぶ大学が変わってくる。
 また、
 大学を選びやすくなるんです。



 「中国語を身につける」



 その中身は人によって実は違います。
 そして、
 それによって大学選びのポイントが変わってきます。



 ●ゼロからのスタート

 この人の場合、
 初級班が漢字圏クラスと非漢字圏クラスに分かれている。
 そんな大学があればベストです。

 欧米人やアフリカ人中心のクラスだと、
 漢字の書き方に多くの時間が取られたりします。
 「山」って漢字の意味を説明されたり。苦笑
 日本人、韓国人にとっては退屈でしょうがない。

 時間の無駄をなくしたいなら、
 日本人、韓国人を別のクラスにしてる大学のほうが良いです。

 

 ●中級者が高級を目指す

 であれば、
 高級班があることが絶対条件ですよね。

 留学生数が少ない小規模校では、
 最上位クラスでもHSK6級レベルだったりします。
 本当に自分の望むレベルのクラスがあるのか、
 このチェックが絶対必要ですよね。



 ●ビジネス中国語を勉強したい

 言うまでもなく、
 ビジネス中国語クラスのある大学を選ぶ必要がある。



 ●会話を強化したい
 ●HSKで8級を取りたい
 ●簡単な日常会話ができれば十分etc



 漠然と「中国語を身につける」ではなく、
 もうちょっと掘り下げてみる。
 できるだけ細かく、具体的に。



 ●留学終了後に中国で働きたい

 どこで?



 ●定年退職後に中国でゆっくり暮らしたい

 どんな暮らし方?



 そうすることで、
 大学選びが一気に進みだします。

 数百の大学から漠然と選ぶのではなく、
 自分の目的に合った大学を探せるようになるんです。


 

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  1)漠然とした目的では大学は選べない

  2)目的はできるだけ細かく具体的に

  3)そうすることで大学を選びやすくなる
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外国語大学に注意!

 決して外国語大学が悪い
 という話ではありません。

 「ご注意!」

 って話です。



 外国語大学は外国語を教える教育機関
 だから、
 中国語を学ぶ上でも適している


 このように考える方がいらっしゃいます。




 ここでみなさんに知っておいていただきたいのですが、
 中国の大学の中で、
 留学生部っていうのは


 ●独立した別の部門であること。


 そして、


 ●大学本体とは必ずしも連携していない


 という事実です。




 イメージとしては、
 ●東大のキャンパス内にNOVAがある



 ですから、外大だからといって、
 大学本体の外国語教育のノウハウを
 留学生部も共有しているとは限らないのです。


 私が取材した限りで言うと、
 そういった連携をしている大学って
 外大以外も含めて皆無です。




 これって本当にもったいないんですよね。




 例えば、
 アパレルに強い大学がその知識を活かして、
 アパレル業界で働く日本人に中国語を教える。

 検針とかカットソーとか専門用語を教えたり、
 生産工程で必要なやり取りの会話の練習をしたり。



 はたまた、
 システムエンジニアを養成している大学が、
 日本人のブリッジSEに中国語を教えるとか。


 私としてはぜひぜひそういうことをやって欲しいのですが。
 そうすれば、
 社会人にとっては留学の選択肢が一気に広がるんですけどねぇ。




 いずれにしても、
 外大だからといって、
 留学生部が外国語教育の特殊ノウハウを持っている、
 とは限りません。





 それともう一つ。
 これは本当に注意が必要です。



 「互相学習」

 みなさん聞いたことがあると思います。


 中国語を学ぶ日本人と、
 日本語を学ぶ中国人が、
 相互学習をすることです。




 「外大だから日本語を学ぶ中国人学生がたくさんいる。
  だから、互相相手を確保しやすい。」



 果たして、本当にそうなのか?




 中国に外国語大学は8校あります。


 ◆大連外国語学院
 ●北京外国語大学
 ●北京第二外国語学院
 ●天津外国語学院
 ◆西安外国語大学
 ◆上海外国語大学
 ●広東外語外貿大学
 ●四川外語学院


 このうち、◆マークの3校は


 ☆留学生と中国人学生が別のキャンパスで学んでいます。




 中国では近年の大学生数の増加で、
 もとのキャンパスでは狭くなり、
 郊外に新キャンパスを作る大学が増えています。


 この際、

 「留学生は生活に便利な市内の旧キャンパスの方が良いだろう」

 という、
 いらん配慮をしてくださいまして(ホント、大迷惑!)


 留学生…市内の旧キャンパス
 中国人学生…郊外の新キャンパス


 と、分離される例が出てきています。


 互相学習しにくくなって、
 スーパー迷惑なんですよね。怒




 西安外大は新校区までバスで30分強
 これはまだ何とかなるのですが、(それでも面倒ですが)


 上海外大は地下鉄2本を乗り継いで約1時間


 大連外大に至っては、バス2本乗り継ぎで
 1時間半以上かかります。



 ですから、
 「外大=互相相手を見つけやすい」
 とは単純には言えないわけです。



 また、
 中国の大学は大半の大学に外国語学部があります。

 「○×水産大学」と名乗っていても、
 外国語学部日本語学科がある。

 だから、外大にこだわる必要って実はないんです。




 外大、それから先週取り上げた名門大学
 彼らの長所は
 「留学生教育の経験が長い」
 ことです。


 中国の外国人留学生受入れは1950年秋に始まり、
 70年代後半から本格化しました。

 この初期の段階で受け入れ先となったのが、
 名門大学や外大、そして師範系大学です。

 ですからこれらの大学は
 留学生教育の豊富な経験とノウハウを持っていることは確かです。




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  1)名前が「外大」だから良いとは限らない

  2)留学生が別キャンパスの外大もある
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名門大学が良いってホント?

 歴史と伝統を誇り、
 入試を突破できるのはスーパーエリート、
 日本でも名が知られる名門大学


 「留学するなら名門大学が良い」

 言い換えると、

 「名門大学は教育レベルが高い、
  授業がうまい、良い先生が揃っている」


 果たして本当にそうなのか?




 例えば、
 東京大学を考えてみましょう。

 確かに東大は
 国内随一の研究成果を出し、
 一流の教授陣が集まっています。


 なぜか?


 入試があるからです。




 国内最難関の入試を突破する。
 つまり、
 頭の良い優秀な学生が集まる。


 一部の優秀な学生が卒業後も大学に残る。
 そして、
 特に優秀な学生が教員となる。


 外部からやってくる教員たちも、
 当然、そのレベルであることが求められる。

 優秀じゃないと、
 頭の良い優秀な学生を教えられないですから。




 では、
 中国の名門大学は?




 中国人が学ぶ普通のコースは入試があります。
 日本よりはるかに激烈な受験戦争です。
 ですから、
 上の理屈は成り立ちます。




 これに対して、
 我々外国人が中国語を学ぶ、
 いわゆる語学留学コース。


 入試はありません。
 お金さえ払えば誰でも入学できます。



 ですから、
 上の理屈はまったく成り立たないんです。




 もちろん、
 名門大学の先生方のレベルが低い、
 と言ってるわけではありません。


 「名門大学だから教師も優秀」

 こんな単純な図式は成り立たない。


 逆に言うと、

 「名門じゃないから教師は低劣」

 とも単純には言えない。



 やっぱり、
 「名門」とか、「ブランド」とか、
 そんな上辺で判断してはいけないのです。
 内容をキッチリ見極めるべきなんです。




 それともう一つ。
 特に大学生の方で多いのですが、


 「名門大学に留学したら、就活で有利」


 これもありえません。




 よっぽどの中小企業でもない限り、
 人事の人は留学事情を知っています。

 入学試験なしに名門大学に留学しても、
 「だから、この人は優秀」
 とは判断してくれません。


 もちろん、
 入学試験をチャンと受けて、
 4年間学んで単位も取って卒論も書く、
 つまり、
 「本科留学」であれば、
 当然、評価されるでしょうが。




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  1)「名門大学だから良い」とはかぎらない

  2)就活で有利になることもない

  3)上辺ではなく、内容をシッカリ見極めるべき
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キレイじゃないとダメなのか?

 いえいえ、女優さんの話じゃありません。笑


 普通話、訛り、方言について、長々と引っ張ってきましたが。
 今回が最後。
 まとめです。



 ●中国は、ほぼ全土に方言があります

 ●中国全土で普通話が通じますが、訛りがあります

 ●9割以上の中国人が訛った普通話をしゃべります



 ここから導かれる答えは2つ。



 ●キレイな普通話にこだわれば、留学先が限定される

 黒龍江省ハルビンと、吉林省長春だけです。



 そしてもう1つ。
 これが重要。



 ●訛った普通話を聞き取れないと、実用性がない



 自分がキレイな普通話をしゃべる。
 それはそれで大切なことです。

 ところが、

 相手の中国人が
 必ずしもキレイな普通話をしゃべってくれるとは限らない。
 むしろ、訛ってる人のほうがはるかに多い。



 四声がところどころ違う人
 反り舌が弱い人
 nとngの区別がない人


 実用ツールとして中国語を使うとなると、
 こういった
 標準じゃない発音で話す人と日々接するわけです。



 そのときに、
 キレイな普通話しか聞き取れない耳で、
 本当に役に立つのか?



 訛った普通話を聞き取る能力、
 つまり、

 ●文脈や前後関係から訛った部分を類推する

 この能力が絶対不可欠だと私は思っています。


 そして、逆説的ですが、
 この能力は、
 ある程度訛った地域の方が鍛えられる。




 ついでにもう一つ。



 日本人が中国に留学して、
 キレイな発音を身につけたとしましょう。

 で、

 ●日本人が話すキレイな中国語

 と、

 ●広東人が話す訛った中国語



 どちらの方が通じると思いますか?
 どちらの方が中国語らしく聞こえるでしょうか?



 日本で活躍する外国人タレントを想像してください。
 みなさん、日本語がお上手です。

 けど、

 やっぱり妙な日本語でしょ。笑




 私は標準的な普通話、
 キレイな発音を
 否定しているわけではありません。


 ですが、
 広東人が話す、広東訛りの普通話で
 十分通じるんです。


 ならば、
 キレイな普通話に
 そこまでこだわる必要はない。



 日本人は多分に完璧主義の傾向があります。
 ですが中国語というのは、
 そこまで完璧を追求しなくても通じる言語です。


 「キレイ」であることを求めるあまり、
 他の条件を後回しにしてしまうのはもったいない。



 キレイな普通話であることは、
 少なくとも、
 留学先選びの第一条件にはなりえません。

 


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  1)中国全土どこでも訛ってる

  2)訛った普通話を聞き取れないと実用に耐えない

  3)普通話は留学先選びの第一条件にはなりえない
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訛りと方言の違い

 「上海は上海語が話されてるから留学に適さない」

 これも根強い誤解です。
 この誤解を解く鍵、
 それが今回のテーマです。




 日本では「方言」と「訛り」は同意語です。
 ところが、
 中国ではこの2つは別物です。





 まず、方言。
 これは上海語や広東語といった、
 その土地土地にある言語です。

 普通話とはまったく異なります。



 例えば、上海語で「日本人」は「サバニン」と発音します。
 また、広東語は声調が13声まであります。

 これら「方言」は
 別に勉強しないと聞き取れません。




 これに対して、訛り。
 これは、発音や四声の微妙な違いです。


 例えば、「我是日本人」の「是」
 普通語では「シィ」ですが、
 南方では「スゥ」に近い発音になります。

 四声の違いは先週お話したとおりです。


 この「訛り」は
 慣れてくると聞き取れるようになります。





 そこで、
 今回冒頭で挙げた誤解


 「上海は上海語が話されてるから留学に適さない」


 これは、方言と訛りを混同した見方です。




 確かに、
 上海人同士は上海語で会話します。
 これは留学生には聞き取れません。


 ですが同時に、
 彼らは普通話も話します。
 上海訛りの普通話を。

 そして、これは、
 慣れれば聞き取れるようになります。


 また、
 普通話における訛りは、
 日本の標準語と大阪弁の違いよりも小さいものです。



 さらに、
 留学生を教える教師は、
 普通話の試験を受けて合格することを求められます。

 ですから、
 一部のアルバイト教師を除いて、
 教室内で使われるのは、
 正しい発音の普通話と考えてもらってかまいません。



 上海語を理由に上海を避ける必要はありません。
 他の地域についても同様です。




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  1)「訛り」と「方言」はちがう

  2)「訛り」は慣れれば聞き取れる
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四声は絶対か?

 前回に続いて、中国語の発音についてです。


 「四声」
 中国語学習者でしたらご存知でしょう。
 中国語には1声から4声までの声調があります。

 「マー、マー、マー、マー」ってやりましたよね。
 私も大昔にやりました。笑



 よく、
 「中国語は四声が重要」
 「四声を間違うと、中国語はまったく通じない」
 と言います。

 これ、ウソです。



 日本語で考えてみてください。

 「はし」
 アクセントの位置によって、「橋」や「箸」になります。



 では、
 「橋」のアクセントで、

 「日本人は「はし」を使って食事をする」

 と、間違ってしゃべったとして、
 どこの誰が、
 「あぁ、日本人は橋を使って食事をするんだ!」
 と思いますか。

 日本人はガンダムじゃないですよ。笑




 中国語も同じです。



 例えば、
 「その上、さらに」を意味する「而且」
 正しい声調は「2声+3声」です。


 中国西北部で、「而且」を「2声+1声」で発音する人がいました。
 じゃぁ、
 その人と私の間で会話が成り立たないのか。
 そんなことはありません。
 ちゃんと会話は成り立ちます。





 なぜなら、
 文脈と前後関係がある。


 会話には流れがあるわけです。
 一つ一つの単語が独立して存在するわけではありません。

 ですから、
 四声が少々狂っていても、
 会話が成り立たないなんてことはありません。




 有名な笑い話で、

 中国の地方都市に留学した日本人が、
 訛った中国語がうつるのがイヤで、
 現地の中国人と一切交流しなかった。

 というのがあります。




 正しい四声が身につくに越したことはありません。
 ですが、
 そこまで神経質になる必要はない。


 そして、
 四声の訛りを
 留学先選びの重要ポイントにする必要もありません。




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  1)四声が多少乱れても会話は成り立つ

  2)四声の訛りは留学先選びに大きくは影響しない
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普通話を勉強するなら北京?

 「正しい標準語を勉強したいので、北京に留学する。」

 これ、よく聞く話です。
 はてさて、
 本当にそうなのでしょうか?



 中国の標準語は「普通話」と呼ばれます。
 これは1950年代に作られたものです。
 中国全土で共通とされる言葉を作ったわけで、
 いわば、人工言語です。



 この際、

 「発音は北京語を標準とする」
 と定められました。


 このため、

 「普通話の発音=北京語の発音」
 と理解する人が少なくありません。



 ですが、これは正しい解釈ではありません。

 実は標準とされたのは
 「北京官話」という政府役人が使う発音体系であって、
 一般の北京庶民が使う「北京語」ではないのです。




 北京語(正しくは、北京訛りの普通話)は
 巻き舌が強く、er化が顕著なのが特徴です。

 例えば、
 「今日」の意味の「今天(jintian)」は、
 北京語では「ジル」と発音します。

 「今天、明天、昨天」を連続すると、
 「ジル、ミル、ゾル」となります。笑



 本当に標準的な普通話が使われているのは、
 黒龍江省、吉林省の都市部のみと言われています。

 大連など遼寧省でも何らかの訛りがあります。




 いずれにしても、

 「キレイな普通話を学びたいから北京」

 というのは、
 ありえない選択方法です。



 もちろん、
 だからといって北京がダメ、という話ではありません。

 中国でもっとも大学が集中し、選択肢の幅が広い。
 交通の便が良い。
 発達した都市なので、日本人にも暮らしやすい、などなど。
 北京の良い点は多々あります。



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  1)北京の普通話も訛ってる

  2)標準語=北京語は間違い
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四川師範大学(四川省成都市)

 大学紹介、第2回は
 四川省成都市にある「四川師範大学」です!


 ◆四川盆地の西に位置する成都市は
 中心部の人口が600万人、
 市域全体では1,000万人を超える大都市です。

 三国志の時代には蜀の都が置かれていたことで有名。
 緑豊かで、個人的に大好きな街の一つです。

 日本の伊勢丹やイトーヨーカドーもあるんですよ。



 ◆四川師範大学は
 中心部からバスで30分程、
 東南の郊外にあります。

 この大学はキャンパスが緑に包まれ、
 非常にキレイです。



 ◆この大学の最大の特徴
 それは・・・

   ●毎日マンツーマンレッスンがある!

 これ、中国でこの大学だけです!!



 ◆授業は毎日4コマ
 このうちの1コマが
 マンツーマンレッスンなんです。

 ですから、
 月曜から金曜まで、
 毎日1コマのマンツーマンレッスン



 ◆マンツーマンの相手は
 現役の中国語の先生のほか、
 大学院生などもいます。

 うれしいのは、
 相手をある程度リクエストできること。



 ◆マンツーマンの内容は人それぞれ。
 ただひたすら会話をしたり、
 授業で分からなかったところを教えてもらったり、
 発音矯正なんかもOKですよね。

 毎日1コマの家庭教師
 工夫次第でいろいろと活用できます♪



 ◆四川と聞くと昨年の地震
 心配される方が多いです。

 ところで、
 四川省ってどれくらいの広さかご存知ですか?
 実は日本の本州よりも広いんです!

 ですから、
 四川で地震が起こったからといって
 四川省全てが倒壊したわけではありません。


 去年の地震でも
 成都市ではビルの倒壊などは
 一切起こっていません。

 むしろ、
 震源地救援のベースキャンプとなったのが
 成都だったんです。



 ◆四川=地震で危ない
 そんな間違ったイメージのため、
 四川の大学はどこも留学生が激減しています。

 で、
 1クラス人数も激減。

 昨年秋学期
 四川師範に留学した「中国留学情報」のお客様は
 1クラス3人の少人数クラスで
 ラッキーニンマリ

 むしろ今が狙い目ですよ。



 詳しくはこちらから♪
   ●四川師範大学の留学情報
   http://liuxue998.com/12903%20sihan%20.html



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昆明理工大学(雲南省昆明市)

 大学紹介、記念すべき第1回は
 雲南省昆明市にある「昆明理工大学」です!


 ◆雲南省というと、少数民族や世界遺産
 そんなイメージが強くないですか?

 昆明市は雲南省の省都
 人口600万の大都市です。
 街中で少数民族を感じることなんてほとんどなし。
 ギャップが大きくてビックリするかも?


 ◆昆明は1年を通じて気候が穏やかなことで有名で、
 中国では「春都」と呼ばれます。

 そのため、一般家庭にはエアコンがありません。
 暖房設備もなし。

 それくらい過しやすいということなんですが・・・
 やっぱり真冬は寒い日もあるんですよね。
 その数日はけっこうキツイらしいです。笑



 ◆昆明理工大学は昆明市内北部に位置する大学。
 「理工大学」と名乗ってはいますが、
 文系学部もある総合大学です。

 09年秋学期は語言生90人に対して日本人は2人。
 日本ではまったく無名の大学です。


 この大学の最大の特徴
 それは・・・


   ●中国人学生と同じ寮で生活できる!


 中国人学生の4人部屋に住むことができます。
 他の3人は中国人学生!

 毎日、強制的に中国語のシャワーですから、
 語学力、特に口語力アップには絶好の環境です。




 ◆中国人学生寮なので寮費も安い。
 なんと、
   ●1学期700元!

 ついでに学費も安いです。
   ●1学期5,300元!!




 ◆ただ、中国人学生寮というのは、
 上がベッド、下が机という机ベッド?が4つ並び、
 ベランダにトイレ、シャワーは外の共同浴場などなど。

 日本人には正直なところキツイ環境です。

 得られるものも大きいけれど、
 ハードルもかなり高い。


 覚悟を決めて挑戦してみますか?


 中国人学生寮がキツイという方には、
 学外にアパートを借りるという方法もあります。



 詳しくはこちらから♪(大学の様子を写したビデオもあります!)
   ●昆明理工大学の留学情報
   http://liuxue998.com/13002%20rikou%20.html




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節約術の基本

 さて、今回は節約術の基本についてです。
 基本的な考え方、態度、姿勢などをお話します。


 まず一つ目

  ●自分でできることは自分でする

 留学を検討してから現地に到着するまで、
 様々な出費項目があります。

 自分でできることはないだろうか?

 常にこの視点が必要です。



 二つ目

  ●あらゆる出費項目を疑ってみる

 なにせ初めてのことですから。
 よく分からなくて、さらに不安で。

 ついついよく考えずに払ってしまう。

 本当にこれって、お財布を開く必要があるの?
 払わなくても良いんじゃないの?

 この意識を持ち続けてください。



 そして、一番大切な三つ目

  ●論理的に冷静に考える

 例を挙げましょう。

 中国への渡航
 中華系の航空会社はなんとなく不安。
 やっぱり日系にしておこうか・・・
 こういう方が未だにいらっしゃいます。

 けど、この心配って、
 客観的根拠を欠いた、非論理的な思考なんです。


 まず、そもそも、
 飛行機なんてめったに落ちるものではありません。
 (統計を調べてみればすぐに分かります。)


 ◆機内食が日系の方が美味しい

 そんなことのために数万円も余計に払いますか?
 所詮は機内食でしょ?


 ◆日系の方がCAの対応が良い

 確かに私もそう思います。
 けど、
 機内でCAと接する機会って何回あります?

 ○搭乗するとき
 ○ドリンクをもらうとき
 ○機内食が配られるとき
 ○降りるとき

 だいたいこれくらいでしょ。
 10回も20回も接する機会があったら、
 それはストーカーですよ。笑

 たかが4・5回のために
 数万円も余計に払う価値があるのか?



 もう一つ例を。



 ビザ申請
 代行業者に頼めば、安くて6,000円です。(返送料込み)
 自分で大使館に行けば3,000円です。


 むむむ!
 自分で行った方が
 3,000円安い!


 で、
 自分で行こうとする。


 冷静に考える必要アリです。


 大使館には申請と受取りで
 2回行く必要があります。

 ってことは…

 片道の交通費が750円を超えるならば、
 代行業者に頼んだほうが安くつきますよね。



 お金って、感情で守るものではありません。
 理性と論理で守るんです。




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  1)自分でできることは自分でする

  2)あらゆる出費項目を疑ってみる

  3)論理的に冷静に考える
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留学っていくらかかるの?


 あなたのお金を体を張って守る、「中国留学節約術」。
 第1回ということで、
 まずは

 そもそも中国留学にいくらくらいのお金がかかるのか。
 そこから考えてみましょう。


 地方と大都市、
 もちろん、費用に差が出てくるのですが、
 それはまた後日。

 今回は大雑把な一般論です。
 平均的な都市に、1年間語学留学したとしましょう。



 まず、中国で払う費用から。


 ●学費
 平均的なところで、14,000元です。


 ●寮費
 1人部屋に住んだとして、1日60元です。
 1年留学の場合は実質11ヶ月滞在。
 60元×30日×11ヶ月=19,800元


 ●申込料
 入学手続き料みたいなものです。
 相場は400元


 ●教材費
 1年で400元前後です。


 ●食費
 これは人によってかなり差が出ます。
 つつましく1日20元で済ませたとして、
 20元×30日×11ヶ月=6,600元


 ●雑費
 携帯代とか交際費とか、
 これも人によって違いますよね。
 仮に1ヶ月500元と考えてみましょう。
 500元×11ヶ月=5,500元


 ★以上を合計すると、46,700元
 日本円からの両替レートを1元=16円とすると、
 46,700元=747,200円



 次に、日本で使う費用です。


 ●健康診断料
 1年留学の場合、ビザ申請で健康診断が必要です。
 病院によって変わりますが、25,000円くらいです。


 ●ビザ取得費
 申請料だけだと3,000円です。
 ただ、大使館まで申請と受取りで2往復しますし、
 大使館が遠くて、代行業者を利用する方もいるはず。
 ザックリ10,000円としておきましょう。


 ●渡航費
 これは地域によってかなり変わってきます。
 1年オープンのチケットを買ったとして、
 70,000円としておきましょう。


 ●海外保険
 これはコツがあるのですが。それは後日。
 平均的なところで70,000円で考えてみます。


 ★以上合計で、175,000円



 日中双方で使う金額を単純合計すると、
   ●922,200円



 これ以外にも、ちょこちょこお金は出ていきます。
 想定外の予期せぬ出費があるんです。



 例えば・・・

 ▲出発前に送別会のはしご
 ▲いらない荷物を実家に送る
 ▲中国で夏休みに旅行

 などなど。
 考えてもいなかった出費がちょこちょこ出てきます。



 ということで、
 ザックリ切りの良いところで、

   ●中国1年語学留学=100万円

 と考えてください。



 さて、この100万円をいかに少なく済ませるか。
 これがこの連載のテーマです。


 特に社会人の場合、
 留学終了翌月から
 うまい具合に仕事が見つかる保証はありません。

 帰国からしばらくの間、
 無職になる可能性は十分あります。


 だからこそ、
 切り詰められるところは切り詰める。

 しかも、

 留学の成果をレベルダウンさせることなく。




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  1)費用は1年でザックリ100万円

  2)帰国後すぐに仕事が見つかるとは限らない

  3)節約!だけど、留学の成果は落とさない
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中国留学体験談の功罪

 中国留学経験者の体験談。
 読んだことがある方も多いと思います。

 今回は、
 この体験談について考えてみましょう。



 中国のある大学について、
 こんな体験談を掲載しているサイトがありました。

 「文法の先生は良かった。
  聴力の先生はダメだった。」

 みなさんは
 この大学をどう判断しますか?



 文法を伸ばしたい人は
 この大学を選ぶかもしれません。

 聴力に不安を持つ人は
 この大学を選ばないかもしれない。



 果たしてそれで正解なのか?



 ここで考えるポイントは3つです。



 ●「良かった」という判断基準


 まず第一に、
 この体験談を書いた人は、
 どうして「良かった」と判断したのか?


 例えば、
 「授業中に英語を使って説明してくれる」
 だから分かりやすかった。


 はたまた、
 「文法をとにかく細かく説明してくれる」
 だから良いと感じた。


 では、
 その基準は万人に共通なのでしょうか?



 「せっかく中国に来たのだから、英語なんて使わないで欲しい。」

 「文法は日本で一通りカバーしてる。例題を中心にして欲しい。」

 こう感じる人にとっては、
 実はこの先生は最悪になります。



 良し悪しの判断基準は人によって違います。
 ですから、


 体験談の良し悪しは鵜呑みにはできないのです。




 ●情報の賞味期限


 第二に、
 その体験談がいつ書かれたものなのか?

 例えば3年前に書かれたものであれば、
 すでにその問題点は解決されているかもしれない。
 その先生が転勤されてる可能性もある。


 「いつ」が明示されていない体験談は
 要注意です!




 ●その情報は自分に当てはまるのか


 これ、見落としてる人が多いです。

 「文法の先生が良かった」

 で、
 その先生が自分のクラスを受持つ保証は?笑


 特に大規模校になると、
 数十人の教員を抱えます。
 自分の受け持ちになる確率は
 数十分の一です。




 もちろん、
 体験談がすべて無意味というわけではありません。

 近くに大型スーパーがあって便利、とか
 大学の前に地下鉄の駅があって
 交通の便が良い、とか。


 そういった
 「客観情報」は有益です。



 ですが、
 ●先生の評価
 ●授業の良し悪し
 ●クラスメートの雰囲気
 などなど、

 「個人の主観が影響する情報」

 については、
 十分に注意する必要があります。



 いずれにしても、

 「体験談で評判が良かったから、この大学に決定!」

 というのは、
 絶対にしてはならない留学先の選び方です。




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  1)体験談は書いた人の主観が入る

  2)書いた人の主観が自分に当てはまるとは限らない

  3)体験談をすべて鵜呑みにするのは危険
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おすすめの大学とは

 留学のカウンセリングをしているとき、
 お客様からよくいただくご質問

 「おすすめの大学はどこですか?」


 気になりますよね。
 知りたいですよね。
 あなたも聞いてみたいのでは?


 けど、このご質問。
 私の回答はそっけないものです。


 「人によって違います。」


 ●●大学と答えたことは
 今まで一度もありません。


 意地悪してるわけじゃないんです。
 本当に人によって、
 おすすめの大学は変わってくるんです。


 例えば、

   ●日本人が一人もいない大学


 こういう大学、
 あなたにとって魅力ありますか?


 Aさん語りていわく
   「日本人がいないなら、日本語を使う機会がない。
    中国語力を鍛えるにはベスト環境!ウェルカム!!」
 
 Bさん
   「日本人だらけってイヤだよね。
    けど、日本人が自分一人だけってのもさみしいよね。
    ほどほどに、いてくれるのがありがたいんだけど。。。」

 Cさん
   「日本人がたくさんいたほうが絶対良い。
    だって、多いほうが自分に合った友達を見つけやすいもん。」


 これ、実話です。
 弊社のお客様でこういう3種類の方がいらっしゃいました。



 大都市が良い。
 地方の小都市が良い。

 暑いところはパス。
 真冬の氷点下よりはマシ。

 HSK補講があるほうが良い。
 HSK受けないからどうでもいい。



 人それぞれ、
 留学に求めるもの、
 大学に求める条件が違います。

 「おすすめの大学がない」わけではありません。

 おすすめの大学は「人によって違う」のです。



 ですから、
 一人一人の求めるもの、条件、
 そういったものを聞かずに、

 いきなり
   「●●大学がおすすめです。本当に良い大学ですよ♪」
 なんて、
 言えるわけがないんです。



 あなたにとっての「おすすめの大学」

 それは、
 あなたが求めるものによって変わってきます



 そして、大切なこと。



 留学先は誰かにいきなりおすすめされて、
 それを受け入れるものではない。

 自分で条件を決め、
 それに合う大学を探す。

 受身ではなく、
 狩人のように追い求めるものなんです。




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  1)誰にも共通のおすすめ大学なんてない

  2)留学に求めるものによって、おすすめ大学は変わる

  3)留学先は自分で条件を決めて、それに合った大学を探す
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